五日目。 ちっちゃな王子さまのくらしの中のひみつがひとつ、これまたヒツジのおかげで、明らかになった。彼は、なんの前置きもなしに、いきなりぼくにひとつの質問をしたんだ。それは、彼が長いことだまって考えてきたことだった。「ヒツジが、小さな木を食…
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